気品あふれる猫と3匹の子猫たちが、欲深い執事に誘拐されてしまうお話「おしゃれキャット」の疑問&考察。
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猫たちの素性
「おしゃれキャット」という題名のとおり、ピアノの練習をしたり絵画の練習をしたり、とにかく優雅なくらしをしている猫ちゃんたちは、一体なぜこんなにも優雅な暮らしをしているのでしょうか。
アニメの前に流れる歌詞の一部です。
パリで1番素敵な家に住み 由緒正しき血統が自慢
夜はビロードのベットで眠る それがおしゃれキャット
恵まれた美しい顔立ち 上品で優雅な身のこなし
飼い主に愛されてくらす それがおしゃれキャット(以下略)
ほかにも、「話し方や散歩もセンスがあり、ごみ箱で遊ぶなんてとんでもない!欠点はひとつもない」などの内容が歌われています。
実際の上品さは、物語の冒頭ですでに出てきます。
買い物帰りでしょうか?飼い主のマダムと馬車で豪邸へ帰宅。
馬車から降りて家に入ろうとしたときにダッチェス(白い母親猫)がベルリオーズ(黒い子猫)に、「なにか忘れてるでしょ?」と問いかけます。
ベルリオーズは馬車を引っ張ってくれたフルフル(馬)に、お礼を言います。
「ありがとうフルフル!とても面白かったよ!」と伝えます。
紳士になるべく、教育が行き届いてますね~!
先ほど少し触れましたが、この猫ちゃんたちは、とてもお上品でお金持ちのマダム(パリで1番のお屋敷に住んでいる)の、血統種ねこちゃん達なのです。
ちなみに、お屋敷は2階建てかと思われますが、立派な金色のエレベーターがあります…
階段も50段以上ありそうな階段ですから、相当なお屋敷です。
しかもマダムは、美術品、宝石をはじめ、株、債券、郊外に別荘まであります。
ダッチェスや子猫たちも、ロクフォール(ネズミ)を見て追いかけるどころか、自分たちのミルクを「ロクフォールさんもご一緒にいかが?」と誘います。
しかもダッチェスは、「ロクフォール『さん』」呼び。
余裕がある猫は、ちがうなあ。
シンデレラのルシファーときたら、猫を追いかけることが生きがいのようなものですもんね(笑)
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なぜ子猫たちは捨てられた?
結論からいうと、マダムの莫大な財産と、猫を愛する気持ちが事の発端です。
エドガー(執事)は、マダムと弁護士の「相続に関する会話」を聞いてしまうのです。
相続のことを話しているジョルジュ・オートクール弁護士は、マダムの昔からのお友達。
「カルメン」で出会った。君の成功を祝してシャンパンで踊りあかした!
とジョルジュ(弁護士)が発言しますので、マダムは元々舞台俳優だったのか…?
ちなみに、オートクール弁護士は、マダムの家に来るときに「80歳のころが懐かしい」と1人ごとを言っているので、80歳はとうに超えていることが分かります(笑)
さて、事の発端となった遺言の内容です。
マダムには親族がおらず、自分に何かあった時に心配なのが、かわいい猫たちの世話です。
1番信頼できるのは執事のエドガーですが、マダムは、『ひとまず財産は猫におくり、やがて猫たちが一生を終えたら改めて全財産をエドガーに譲る。』といった内容の遺言をつくりたい、とジョルジュ(弁護士)に相談していたのです。
それを聞いたエドガーは、「猫が先!?私は猫の後、二番手…ひどい!猫の寿命はだいたい12年、しかも猫は9回生き返る!つまり12かける4匹のさらに9倍…」と計算をします。
「そのまえに私が死んでしまう!そんなのはごめんだ!やつらには消えてもらう。そしたら莫大な遺産はすぐに俺のものだ」と、猫たちを捨てる計画をたてます。
「猫は9回生き返る」というセリフに関しては、猫が高いところから飛んでも上手に着地したり、難しい環境でも生き延びたりすることから、「猫は生命力にあふれている」という意味の昔からの迷信のようなものです。
もちろん、猫は9回生き返るわけもなく、命は1回きりですが、エドガーは迷信を信じていたんですね(笑)
なんとも純粋なのか、あほなのか…
猫たちに睡眠薬入りのご飯をつくるときも、試食しようとしていましたので、あほなのかな…(笑)
その後も、猫たちを捨てた証拠が残らないよう、忘れ物を取りに行くのですが…
そこに居座っている(飼われている?)ナポレオン(リーダー)・ラフィエット(ダックスフンド?)達とにぎやかな攻防を繰り広げる様も、あほっぷりが炸裂いています(笑)
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ダッチェスと3匹の子猫の父親は?
マリー、トールーズ(茶)、ベルリオーズ(黒)、ダッチェス(白い母親猫)たちは、物語のなかでオマリーに出会い、最終的には一緒に暮らします。
ですが、物語のなかで、ダッチェスのもともとのお相手(3匹の子猫たちの父親)については、一切触れません。
ただ、この猫たちはパリで1番のお屋敷に住む大金持ちのマダムに飼われている血統がいい猫ちゃんたちですから、これまた他のお金持ちの猫ちゃんとお見合いをしたのか、お金持ち御用達のペットショップなどで、この4匹だけを引き取ったのか、といったあたりでしょうか。
先立たれた可能性もありますが、それは悲しいので考えないことにしておきます。
この3匹の子猫たちは、ダッチェスが「私の子ですの」とオマリーに紹介しているので、ダッチェスのこどもで間違いなさそうです。
オマリーは飼い猫だった?
オマリーは、登場の際、歌にのせて自己紹介をします。
エイブラハム・ドレイシー、ジオセッペ・ケイシー、トーマス・オマリー、野良猫オマリー」
と名乗っています。
それに対してダッチェスは、「ヨーロッパ各国の名前をお持ちなのね」と返します。
つまり、オマリーはいろんな名前を持っている。じゅげむのように、長い名前というわけではなさそうです。
これらの名前は、自分で名乗っているのか、様々な飼い主たちにつけられたのか…?
また、歌の冒頭では、
俺の好物はチーズ・マカロニ それから骨太の魚
と歌っています。
チーズや魚は野良猫でも食べられそうですが、マカロニは飼い猫とかじゃないと食べられないのでは…?
また、ダッチェスを口説くのに「シェイクスピア」風の言い回しをしています。
その瞳、まるで上等のサファイア。夜空の星!明けの明星にまさるその光…
本人はオマリー節だと言っていますが、教養もある感じです。
ですが、もし飼い猫であったら、なぜ今は野良猫をしているのか、という疑問が出てきます。
飼い主に先立たれたとしても、保護されそうだし、飼われていて自分から抜け出すような真似はしないと思いますし、首輪もしていない…
ですから、やはりオマリーは野良猫として生まれ育った可能性が高いと思われます。
ダッチェスを口説きながらも、パリへ帰りたくて困っているダッチェスに対して、「困ってる?こんな気取った…いやいやお上品な方がお困りとはねえ」と、ちょっとした嫌味も言っていますしね(笑)
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エドガーはどうなった?
ガチョウたちとの出会いや、野良猫たちの助け(寝床の提供)もあり、無事家にたどり着くことができたダッチェスたち。
ですが、エドガーはやっと帰ってきたダッチェス達に驚いて、「こうなったら、ダッチェス達をケースに入れて鍵をして荷物として遠くに送ってしまおう」と考えます。
行先はアフリカのティンブクトゥ。
運送会社のトラックが来る前に、オマリーや野良猫仲間たち、フルフル(馬)、ロクフォール(ねずみ)と協力して、エドガーをケースに閉じ込めます。
そのままエドガーは運送業者に運ばれて行ってしまいます。
ストーリーの最後にジョルジュは、マダムに確認をとり、遺言状のエドガーの名前に打消し線をつけます。
マダムは、「エドガーが遺言のことを聞いていたら、今でもいたでしょうねえ?」とジョルジュに言います。
失踪したと思っているのか?家出したと思っているのか…?
そのあとすぐ「ダッチェス、よく帰ってきてくれたわね」と、エドガーに関してはたった一言…(笑)
やっぱりマダムからしたら「エドガー< 猫たち」なんですね。
しかも、オマリーを連れて帰ったことに影響されたのか、「パリ中の野良猫ちゃんたちのために新しい財団をつくる」とも言っていますので、相当な猫愛ですね(笑)
\子供とのお出かけに便利/
MVS
わたしの勝手なMVS!(Most Valuable Scene)
マリーが川に落ちた時にオマリーは、「頑張れよ!さあ行くぞ!」と言って川に飛び込む場面が何度見てもキュンとする…
とくに「がんばれよ!」が、素敵~とっさにこういう言葉が出る人柄…猫柄?
そのあと、溺れかけながらも「大丈夫ってことよベイビー!川下(かわしも)で会おうぜ!」と、強がりながら安心させようと頑張っているところもキュン!💛
結局、フランス散策中のこれまた優雅なガチョウの双子(姉:アミリア、妹:アビゲイル)達に助けてもらうのですが。
ちなみに、叔父であるウォルドーは、レストランで「ガチョウの葡萄酒漬け」というメニューをみて、レストランに乱入?暴れてつまみ出される始末ですが、酔っぱらった叔父とにぎやかな姪2人が仲良くパリの街に消えていく場面も素敵です(笑)
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