令和6年(2024年)も、師走祭りが開催されますよ~!
昨年は約3年ぶりの開催となりました!!
2024年は、1月19日(金)~1月21日(日)の3日間、神門神社を中心に開催されます!
南郷地区神門神社と木城町比木神社に祀られている百済王族親子の年に一度の対面のためのお祭りなんですよ!
師走祭りの日程
毎年、1月下旬の金~土にかけて3日間開催されるお祭りです。
※旧暦の12月14日~16日に開催されます
1月19日(金)~1月21日(日)
1/19(金) 朝8:00に木城町比木神社を出発
1/21(日)おひる12:00に「オサラバー!」
2020~2022年は感染症の流行もあり、中止されていましたが、2023年から復活しています
木城町にある比木神社から、約23里(約90km)におよぶ決まりの道を、美郷町南郷の神門神社まで巡行し、そこに滞在して3日間を過ごす全国的にも珍しい形式のお祭り!
禎嘉王(ていかおう)とその息子の福智王(ふくちおう)
このお祭りによって、百済王族である禎嘉王(ていかおう)とその息子の福智王(ふくちおう)が年に一度対面します。
禎嘉王(ていかおう)とその息子の福智王(ふくちおう)について
西暦660年(約1300年前)、百済は唐・新羅(しらぎ)の連合軍に攻められ4世紀以前から続く歴史を閉じることになる。
伝説によると、百済を逃れた禎嘉王、福智王一行は安芸国(広島県)の厳島に到着。さらに安住を求めて日向国(宮崎県)に向けて船を出すが、途中嵐に遭い、禎嘉王は現在の日向市の金ヶ浜(かねがはま)に、福智王は現在の高鍋町の蚊口浦(かぐちうら)に漂着。
禎嘉王は美郷町神門に、福智王は木城町比木に居を定め、しばらく平和に暮すが、神門で追討軍との戦いが起こり、禎嘉王は流れ矢を受けて戦死する。
その後、禎嘉王は神門神社に、福智王は比木神社に祀られた。師走祭りは、百済王族をしのび、息子の福智王を父の禎嘉王に年に一度再会させてあげたいという村人の優しさから始まった
若干、たなばたチック??と思いきや、親子を1年に一度くらい会わせてあげたいという村人の優しさなんです。
西都古墳祭り 炎の祭典も素敵!
西都のニニギノミコトと、コノハナサクヤ姫のラブストーリーも必見↑↑
開催場所・行程
2024年1月19日(金)~1月21日(日)の行程はこちら
※拡大Ver. ↓
みどころ
【1日目】19日(金)
<上りまし>
午後2時頃
◆東郷町中水流(伊佐賀神社)での祭典・神楽
次男華智王を祀る伊佐賀神社にて二社が合流、神事が行われる
午後3時頃
◆南郷下名木(塚の原古墳)での祭典・神楽・野焼き
敵の目をくらますため、野に火を放ったという故事にのっとり、野火をはなつ
午後5時頃
◆南郷石田(衣渕・田原家)
小丸川でみそぎをする
午後6時頃
◆南郷小路前田でのごあいさつ・迎え火
神門の地主権現へごあいさつ。高さ10メートル、約30木の迎え火
【2日目】1/20(土)
<祭典・舞明かし>
午後3時頃
◆ドンタロ塚にてドンタロ際
王を助けた地元豪族ドンタロさんへのお礼祭り。将軍神楽
午後3時頃
◆山宮さまにて神事・神楽
家畜、農事の神事・神楽
午後4時頃
◆小丸川岸にて河原で洗濯
王の衣類を洗濯したという故事にならう
午後7時頃~12時頃
◆境内地(御神屋)にて夜神楽
夜神楽(高鍋神楽)18番。優美、優雅なものから、ユーモラス、エロチックなものまで多彩。
<下りまし>午前10時半
◆境内地にてお別れ式
お別れ食事。魚の塩焼きをまわしながら食する午前11時午前11時
◆境内地にてヘグロ塗り
別れの悲しみを隠すためにヘグロを塗ったといわれる。出発準備。午前11:30午前11時半
◆一本鳥居にてお別れ行事
くだりまし。婦人たちは「オサラバー」と言いながら炊事道具を手に見送る。
イベント・出店情報
◆美郷町内のご当地グルメ出店
(※特設コーナーにて)
◆カフェ&ジビエバーガー販売
(南郷茶屋2階びて)
韓国にまつわる舞踊の披露
※観覧無料
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