ミラベルと魔法だらけの家
魔法に満ちた家で暮らす不思議な力をもつ家族。その危機を救うカギは自分かもしれないと、ミラベルが気づく。
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家系図・家族構成
エンカントの街で暮らすマドリガル家の家系図のおさらいです
冒頭にミラベルが家族紹介で歌う歌↓↓
(人物紹介に関係ないところ・セリフは端折ってます)
家族の主はおばあちゃん
おばあちゃんが道しるべおばのぺパ 天気は彼女次第
不機嫌になると気温が急変おじのブルーノ ブルーノは禁句
未来を予言して ある日消えたママのフリエッタ どんな不調も食事で治す
そのレジぴはまさに薬マドリガル家に恋した2人
今やマドリガル家の一員
フェリックスとペパ
パパとフリエッタこの辺で孫をまとめてご紹介
いとこのドロレスは地獄耳
カミロは変身
アントニオはこれから私の姉はイサベラとルイーサ
力持ちと完ぺきな美人さんイサベラ 街を華やかに
みんなが彼女の虜ルイーサは最強!無敵!
ミラベル目線でうたわれています
まとめると、
アルマ(おばあちゃん)とペドロ(亡くなったおじいちゃん)の三つ子のこどもが、ぺパ、ブルーノ、フリエッタ。
ぺパ(天気を操る)と結婚したのがフェリックス(普通の人間)、その間に生まれたのが、ドロレス(地獄耳)、
カミロ(変身)、アントニオ(動物と喋れる)。
※アントニオの能力は最初の家族紹介の歌の時点では不明
フリエッタ(食事で病気を治す)と結婚したのがアグスティン(普通の人間)、その間に生まれたのが、ルイース(力持ち)、イサベラ(完璧な美人、花を操る)ミラベル(…)
この時点では、アントニオとミラベルが能力なし。
アントニオのギフトを授かる儀式に笑顔で送り出すミラベルの性格の良さに涙…
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ミラベルと魔法だらけの家の中でのプリンセスといえば、イサベラ!
だけどやっぱり、プリンセスといえば、シンデレラかなあ♡
ミラベルの理解者 お父さんとお母さん
アントニオの儀式終了後の集合写真を撮るときには、ミラベル以外のマドリガル家の人たちだけで写真を撮っています。
あれはがっかりですね。
たしかに、そのほうがミラベルの孤独感が引き立ちますが、結局はミラベルのお父さんとお母さんも、おばあちゃんの圧力には歯向かえないのか、ミラベルが写ってないことに気が付かなかったのか…そんなわけないか。
気付かないふりをしていたのか。
物語を引き立たせるための演出にせよ、胸が痛む場面です
親になってからの目線で見るとなおさら心が痛い…
だけど、ミラベルに対して声掛けや愛情表現はしっかりしていて、きっと素敵なパパとママなんだろうなって感じは伝わってきます。
だからミラベルもひねくれずに、前向きに生きてこれたのかも。
素敵な家族の愛といえば、親になってからリロアンドスティッチを見返すと、かなり泣けた!
ミラベルにはなぜ能力が与えられなかったのか?
能力(ギフト)を貰えなかったミラベルですが、それでも腐ることなく、それどころか、自分も何かの役に立とうと一生懸命明るく前向きに生きていきます。
そんなミラベルは、ギフトを授かる儀式で、開かれるはずのドアが消滅し、結果としてギフトを貰うことができませんでした。
ですが、最後クライマックスの場面では、ミラベルがアントニオから受け取ったドアノブをカシータ(家)に差すと、壊れかけていたカシータが見事な復活を遂げます。
つまりミラベルが持っていた力は魔法の起源となり守っていく存在であるということ。つまりアルマおばあちゃんの後継者ということになります。
家族を大切にできる素質がある、ということをずっと見てきたカシータとの絆も感じますよね
ちなみに、ミラベル自身のギフトの儀式の際、魔法のロウソクを触った後に服で手を拭いてからドアノブに触れたことによって、魔法の効果が消えたからギフトを貰えなかったわけではありません。
これは、監督自ら、「彼女は緊張すると手に汗をかくんだ、魔法とは全く関係ないよ」と旧ツイッターにて発言しています。
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なぜ魔力は弱ってきていた?
魔法の力が弱ってきていたカシータ(ミラベル達が住む家)。
なぜ力は弱ってきていたのか?
おばあちゃんは家族や街の人たちを守らなければ、という使命感のあまり、家族の個性やひとりひとりの気持ちに寄り添うことを忘れかけていました。
おばあちゃんは、「完璧じゃなきゃいけないの!」が口癖で、その言葉に家族のみんなもしらずしらずのうちに抑圧されるかのように、完璧であり続けなくちゃ!と頑張る様子が分かります。
そういったみんなの限界、辛さをカシータが感じ取り、魔力が弱ってしまったのでしょう。
また、ミラベルはカシータのことも大切にし、他の家族よりたくさん会話している様子も見受けられます。
だからこそミラベルが傷つき、悲しんでいるときにカシータや魔法の力も弱ってきてしまったのです。
そして、とうとう魔法を授けられたおばあちゃんとの気持ちをぶつけて喧嘩してしまいます。家族の絆で成り立っていたカシータは限界をむかえ、ミラベルや家族の気持ちとともに、とうとう壊れ始めていきます。
ドロリスが家を崩壊させた黒幕?
ひとつ作品がうまれるとそれはたくさんの人がみますから、色んなものの見方がありあます。
なかでも考察として有名なのが、ドロリス(地獄耳の魔法)が家を崩壊させた黒幕なのでは?という説。
好きな相手(マリアーノ)は自分の従姉妹(イサベラ)にプロポーズしようとしている。そんな話も誰よりも先に耳に入ったはずです。
プロポーズ予定の日の前日夜、ルイーサの目のピクピクが一晩中とまらなかった話す場面がありますが、つまりそれを知っているドロリスも一晩中眠れていなかったということになります。
この魔法(地獄耳)を本人が気に入っていたかどうかは分かりませんが、聞こえなくていいことも全部聞こえてしまいますから、辛い思いを沢山していたのではないでしょうか。
また、ミラベルがブルーノの予言を見たことは軽はずみに家族に話してしまうのに、家を出たと思われていたブルーノが壁裏で暮らしていたことは長年ずっと黙っていたようですから、家族を揺るがすような企みをしていたとも捉えられます。
そういった部分から、悪役説がでているのかもしれませんが、物語にドロリスが悪役な場面は一切でてきませんので考察部隊の考察のしすぎかもしれません。
ちなみに、2023年に開催されたディズニーファイア-ワークスではミラベルと魔法だらけの家の曲が2曲も使われていました!
私自身ももう3回ほど見ていますが何回見ても面白く、音楽や映像美も楽しめる作品です!
音楽が大好きな陽気なねこちゃん達の生活をのぞくなら、おしゃれキャット!!
野良猫の自由な暮らしも、飼い猫の優雅な生活ものぞき見しちゃいましょう!
MVS
わたしの勝手なMVS!(Most Valuable Scene)
ミラベルと魔法だらけの家では、家族の愛を描いていますので、全部いいシーンばっかりなのですが…
わたしが一番印象に残っている場面は、ミラベルがアントニオを儀式に出るよう、ベットの下で説得する場面です。
儀式前なのに姿が見えないアントニオに対してペパ(アントニオの母)は大荒れ!
ミラベルの部屋のベットの下に隠れているアントニオ。もしギフトが貰えなかったら?と不安がるアントニオに対して
(もしギフトが貰えなかったら)私とこの部屋にずっといることになる、私が独り占めしちゃう!私の事は心配しなくて大丈夫。愛する家族がいるし、あなたもいる。あなたがギフトとドアを貰えれば私も最高にハッピーになる。
でも残念、世界最高のルームメイトを失うのはね。
と言ってミラベルが作ったチーター(?)の ぬいぐるみを渡します。
動物大好きでしょ?と言って渡すのですが、のちにアントニオがもらうギフトは、動物と話せる能力。
アントニオのことをとっても理解して、可愛がっている性格のいい優しいミラベルのあたたかさが染みる場面です。
アントニオを儀式に送り出すことは、能力をもっていない身内仲間がいなくなるということ。辛いだろうに、アントニオにプレゼントと勇気をもたせるんです。すごい人だ。
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